一枚の写真を撮るとき、
「この写真は、誰が見るのだろう。」
そんな問いを持ったことはありますか。
自分が好きな写真と、相手に伝わる写真は、必ずしも同じではありません。
採用を考えている人。
お客様。
一緒に働く仲間。
見る人が変われば、伝えるべきことも変わります。
だから写真を撮ることは、「相手の立場で考えること」の練習でもあります。
この人は、何を知りたいだろう。
どんな情報があれば安心できるだろう。
どんな瞬間なら、この会社の魅力が伝わるだろう。
こうした問いを繰り返すことで、自然と相手の視点で物事を考える習慣が身についていきます。
教育も同じです。
一方的に伝えることではなく、相手がどう受け取るかを考えることが、本当の学びにつながります。
写真は、カメラを通して「相手の視点」を学ぶツールでもあります。
だから私は、写真を学ぶことは「撮影技術」を身につけることではなく、「伝わるために考える力」を育てることだと感じています。
インクルル株式会社 代表
企業の写真活用支援や商品撮影・人物撮影に携わる中で、写真が組織や人に与える影響に着目。現在は、写真というツールを活用し、「見る力」「気づく力」「伝える力」を育むことで、組織づくりや人材育成を支援する研修の企画・実施を行っています。
「写真を撮る文化」が「見る文化」を育み、「見る文化」が「認める文化」へとつながる組織づくりをテーマに、現場での実践事例や考え方を発信しています。

