どう見られるかより先に、 自分が相手をどう見ているか。

どう見られるかより先に、
自分が相手をどう見ているか。

写真やプロフィール、肩書きなど、どう見られるかはもちろん大事。

それは、出会いのきっかけになるから。

「この人と話してみたい」
「この人と仕事をしてみたい」

そう思ってもらうための入口として、印象はとても大切です。

でも、入口から先へ進むためには、それだけでは足りない。

相手のことをどう見ているのか。

何を感じているのか。

何を知りたいと思っているのか。

そして、その人と何を一緒につくりたいのか。

そこがあって、初めて関係は続いていくんじゃないかなと思っています。

そんなことを考えるようになったきっかけのひとつが、今やり取りしているインドのイベント制作会社とのお仕事の話です。

少し前まで、

「インドが好き」
「インドにはまった!」
「インドと仕事がしたい」

と、ずっと言っていました。

それが今、実際にインドの会社とイベント制作についてやり取りをしています。

面白いものです。

もちろん、言い続けていただけではなくて、人と出会ったり、連絡を取ったり、実際に動いてきたことが今につながっています。

それでも、言葉にしていたことが現実の中に少しずつ現れてくるのは、やっぱり面白い。

そして、実際にやり取りをしていると、

「自分をどう見せよう」

ということよりも、

「この人たちは何を考えているんだろう」
「何を大切にしているんだろう」
「一緒に何ができるんだろう」

ということを考えます。

相手を知ろうとすると、自分が何を伝えたいのかも見えてくる。

そのうえで、写真やプロフィール、肩書きなどを整えていく。

そう考えると、「印象をつくる」ということも、単に自分をよく見せることではないのだと思います。

私自身も、まだ「これが私です」と一言でまとめられる状態ではありません。

写真家として20年以上活動してきましたが、今は写真だけを仕事にしているわけでもない。

ブランディングを考えたり、人と人、企業と企業をつないだり。

自分自身も、変化しながら活動しています。

だからこそ、自分がどう見られているかを整えることも必要だし、それと同時に、自分が誰を見て、誰と何をつくりたいのかも大切にしたい。

見え方は、入口。

その先にあるのは、人と人との関係。

そして、その関係をつくるのは、相手への興味や、自分がその人たちと何をしたいのかという気持ちなのかもしれません。

私自身も、まずはインドから。

これからどんな人と出会って、どんな仕事が生まれていくのか。

楽しみながら進んでいきたいと思います。

あなたは、世界でどんな人として知られたいですか?

幸野朱里|インクルル株式会社 代表

写真家。人物や企業のブランディング撮影を中心に、写真を通じた表現や東京での体験づくりを行っています。

写真や旅、人との出会いから生まれる気づきをもとに、写真・ブランディング・仕事・旅・文化・表現について発信しています。

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