
「良い写真」と聞くと、きれいに撮れている写真を思い浮かべる人が多いかもしれません。
もちろん、明るさや構図、ピントは大切です。
しかし、企業で写真を活用する場面では、それだけで良い写真とは言えません。
例えば採用活動。
最新の設備をきれいに撮影しても、働く人の姿が伝わらなければ、求職者はその会社で働くイメージを持ちにくくなります。
また、改善活動では、美しい写真よりも「何が変わったのか」が分かる写真の方が価値があります。
つまり、良い写真とは「撮影技術が高い写真」ではなく、「伝えたいことが伝わる写真」
そのためには、撮影する前に目的を整理することが大切です。
誰に伝えたいのか。
何を伝えたいのか。
その写真を見た人に、どう感じてもらいたいのか。
この視点を持つだけで、写真は大きく変わります。
私はこれまで多くの企業の撮影に携わってきましたが、写真が上手な会社よりも、「伝えたいこと」が明確な会社の方が、写真を効果的に活用できています。
写真は作品であるだけではありません。
会社の想いや、現場で働く人の姿、その場の空気や価値を伝えるための手段でもあります。
だからこそ、良い写真とは、必要な情報が伝わるだけではなく、その会社らしさや、人の想いまで自然と伝わってくる写真ではないでしょうか。
無理に演出しなくても、その場の空気や人柄が感じられる。
そんな写真には、人の心を動かす力があります。
幸野朱里|インクルル株式会社 代表
インクルル株式会社|BRAND PRODUCE,IP,GLOBAL
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